暴落時の心構え|長期投資家が知っておくべき基本姿勢
暴落は定期的に訪れる|過去の相場から学ぶ冷静さ
株式市場、わかっちゃいたけど下がってます。
暴落なんて、定期的にくるんです。

長期のインデックス投資家やったら、資産形成期の一喜一憂ほどムダなもんはない。
わかっちゃいるんですけど、気分は良くないですよね。
結論は「積立継続」|暴落時に淡々と買い続けることが利益に繋がる
この暴落をどう乗り切るかが、大切です。



2025年4月7日も、どうなることやら。



いまから心臓たたいて、準備しとこっと。
心臓を叩いてるところ申し訳ないのですが、先に結論です。
やることは何も変わりません。今まで通り、淡々と積み立てるだけです。
長期インデックス積立投資の基本|初心者向けの運用法
旧つみたてNISAがはじまった2018年から、積立投資をはじめました。
ごましおは、『やってみな分からん派』です。
『しっかり勉強してプロ級になってから実行』なんて、待ってられません。



そもそもプロ級になんて、なられへんからな。「素人はやったらあかんのかい!」って話やな。
小1レベルの知識ができたら、とりあえずチャレンジします。
失敗したら、そこから修正していけばいいのです。



ごちゃごちゃ考えても、何もすすまへんからな。考えたら良くなるなんてこともないやろ?一発コケた方が、はやい。



『コケる』って方言?『転ぶ』って意味やねんけど、あまりにもコケ過ぎてて、コケへんかったら逆に不安になるわ。
歴史にかける投資法|インデックス投資の本質とは
株式市場は上昇してきたという『歴史』にかける投資が、インデックス投資です。
20年、30年と長期にわたり運用するのが理想です。



せめて15年は続けてほしい。



ただ、過去の歴史が上昇してきたからって、未来も上昇するとは言い切られへんねんけどな。
短期の値動きに惑わされない|平均リターンと暴落の関係
世界株式の平均リターンは7%と言われますが、これはリーマンショックやコロナショックなど、いろんな暴落を含めての値です。
2024年の世界株式は絶好調で、25%程度らしいです。
平均リターン7%を、はるかに上回っています。
つまり、当然暴落もあるということです。



『株式市場は成長してきた』という歴史にかけたからには、淡々と積み立てるだけ。
口数とドルコスト平均法|暴落時にこそ買い増しのチャンス
暴落時は、安くたくさん買えるチャンスです。



口数の話、わかりやすくするため手数料は考えんと進めるで。



数字きらいやったら飛ばしてや。黄色のラインだけ読んでな。
1口(くち)1円で、前は投資信託を買えていたとします。
その時に10,000円分買えば、10,000口を買えていたということになります。
その後、株価下落で1口が0.8円になったとします。
0.8円になってから10,000円分を買うと、『10,000円÷0.8円=12,500口』買えます。
前よりも2,500口も多く買えたことになり、前の分と合わせると20,000円の支払いで、22,500口を買えたことになります。
22,500口を、下落している株価1口0.8円で評価額にすると、『22,500口×0.8円=18,000円』となり、2,000円の含み損になります。



実際に売れへんかぎり、損失は確定せーへんで。
しかし、歴史を振り返ると、暴落はいつか終わり、やがて成長を始めてきました。
となると、1口1円に相場が戻ったときは、どうなるでしょうか?
『22,500口×1円=22,500円』です。
2,500円の含み益になり、株式暴落は、チャンスともいえるんです。
また、ドルコスト平均法の効果とは、こういうことを言っています。



歴史上、相場は戻ってきたけど、未来も必ず戻ると約束できるもんじゃないで。



投資は自己責任やで。
市場に居続けることの重要性|タイミング投資との違い
インデックス投資では、『暴落前に売り抜けて、相場が戻ってきたら参入』なんて考え方はしません。
『売買のタイミングを掴めないから、株式市場の成長にかけている。』
それが、インデックス投資です。
取り崩し期になっても、必要な分だけ取り崩し、のこりは運用を続けることが大切です。



長く市場にいるためにも『分散投資』が大事やで。



『卵は一つのカゴに盛るな』っていう、有名な格言もあるな。
為替リスクの影響|円高・円安が資産評価に与えるインパクト
ドル建て資産の注意点|S&P500とオルカンの為替リスク
為替リスクでWパンチもありえます。
新NISAでは、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)や、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー※略してオルカン)の人気が高いです。



新NISAから参戦してる人は、2024年の初年が絶好調の相場で、「投資は上がって当たり前」と思ってたのに、「含み損やん!売ったろかな?」って思うかもしれんけど、暴落時こそ仕込み時やで!



暴落時こそ仕込み時!ってライン引いてて何やけど、投資は自己責任やで!
S&P500はすべてアメリカですから、購入するには円をドルに替えて、購入することになります。
オルカンは『全世界』といいながらも、2025年3月末現在、アメリカの占める割合は約60%です。
つまり、日本以外に投資をするということは、株価のみならず為替の影響もうけることになります。



為替なー。ややこしいよなー。
例えば今、100口を1ドルで買えるS&P500を200ドル分買ったら、『100口×200ドル=20,000口』が、手に入ります。
その時のレートが1ドル160円だったら、『160円×200ドル=32,000円』必要になります。
その後、20,000口の価値は200ドルと変わらない中、円のレートが1ドル160円から140円の円高になったとします。
円高に20円振れたことで、円に換算すると、『200ドル×140円=28,000円』になります。
20,000口の価値は、レート160円では32,000円ですが、140円では28,000円へ目減りし、4,000円の含み損になります。



円高になったら、円での資産価値は減るってことやな。



逆に円安になったら、円での資産価値は増えるな。
円高時の積立効果|口数が増える仕組みを理解する
次に、購入時の円高について考えます。
例えば、100口を1ドルで買える日に、10,000円分買いました。
その時のレートは1ドル160円だったため、『10,000円÷160円=62.5ドル分』を購入できました。
買えた口数は、『62.5ドル×100口=6,250口』になります。
後日、100口を1ドルで買える日に、追加で10,000円分買いました。
その時のレートは1ドル140円だったため、『10,000円÷140ドル≒71.42ドル分』を購入できました。
買えた口数は、『71.42ドル×100口=7,142口』となります。
同じ10,000円でも、円高に20円振れることで、『7,142口ー6,250口=892口』多く買えました。



円高の方が、多く口数を買えるってことやな。



逆に円安やと、買える口数は減るな。
今は株安と円高のWパンチ気味ですから、人気のオルカンやS&P500に積立投資している日本人投資家は、大打撃をうけています。
しかし、資産形成期では、多くの口数を買うことができる暴落こそが、将来の利益を大きく伸ばす大事なターンであることを忘れていはいけません。



結局は、淡々と積み立てて行こうって話やな。暴落時に悩むより、早く始めて時間を味方につけたり、入金力を高める方がずっと大事やわ。



こんなに言いまくってなんやけど、投資は自己責任やから。
間違っているところがありましたら、優しく教えてください。
きちんと訂正し、お詫びいたします。
暴落時の暮らし方|心を整える生活の工夫
日々は、いつもの暮らしを楽しみましょう。
証券口座にログインしない|評価額に左右されないために
長期のインデックス積立投資を選んだ資産形成期の初心者に、できることはありません。
今まで通り、分散されたインデックスに淡々と積立を続けるだけです。
下がり続ける評価額をみて落ち込むようなら、ログインしないでおきましょう。
季節の楽しみを取り入れる|花見で気分転換する方法
ごましおはメンタル強めですから、証券口座へ毎日ログインしてます。



感心するように、「よう下がんなー」って言ってるな。



「まだ下がってるわ」も、よう言ってるで。
お気に入りの道具で過ごす|暮らしの質を高めるアイテム紹介
ということで、暴落時も普段の暮らしを楽しみましょう。
今の時季なら、お気に入りのグッズをもって近所で花見がいちばんです。


とにかく軽いヘリノックスの椅子とテーブル。
10年以上あこがれて、やっと手に入れました。



イスの組み立て、最初はちょっとチカラ要ったな。



『チカラ無い』と、いじられる人やからな。普通の人は、問題なく組み立ててるで。


靴を脱ぐだけで居住性がアップするのは、何なんでしょうか。
外なのに、周りは人だらけなのに、妙に落ち着きます。



ぜんぜん、花みーひんやんか。


ミスドと祇園辻利のコラボ「宇治抹茶づくし」と、年季の入った水筒です。
自然と剥げてきてるのがええんです。育ててる感があるんです。



桜の感想なかったな。



花より団子やな。
暴落時の積立戦略まとめ|時間と分散を味方にする考え方
暴落時に何をすべきか。
答えはシンプルです。



何もするな!いつも通りの投資を貫け!金融素人のごましおみたいな人は、特に!
『時間』と『分散』という、投資の王道を信じて、淡々と積み立てを続けること。
ここでは、長期インデックス投資家が意識すべき3つの視点をまとめます。
時間を味方につける|早く始めることのメリット
投資の最大の味方は『時間』です。
複利の力は、時間が長ければ長いほど大きく働きます。



『時間』だけは平等やで!早く始めたもん勝ち!
暴落時に積み立てた資産は、将来の回復局面で大きな利益を生む可能性があります。
『いつ始めるか』よりも『どれだけ長く市場に居続けられるか』が重要。
だからこそ、暴落を怖がって始めるのを遅らせるより、少額でも早く始める方が圧倒的に有利です。



今の若人が羨ましい!ごましおが若い頃は、積立NISAみたいな環境はなかった。
早く始めた人ほど、暴落を『仕込みのチャンス』として受け止められるようになります。
まとめ『暴落時こそ、暮らしと積立を淡々と』が基本です。
入金力を高める工夫|収支改善と積立額の最適化
積立額を増やすには、『入金力』が必要です。
暴落時に、多くの口数を買えるチャンスを活かすには、日々の収支改善がカギになります。
- 固定費の見直し(通信費・保険・サブスク)
- 生活防衛資金の確保と投資資金の分離
- 副業やポイント活用など、収入源の多様化
暮らしを整えながら、投資に回せる余力を少しずつ増やしていくことが、長期的な資産形成につながります。



『節約=我慢』やと辛いけど、『無理のない節約=入金力アップ』やで。
入金力アップの先にあるのは将来のウハウハ♪最高じゃない?
『無理のない節約』には、ご自身の支出を把握することが、一番の近道です。
一番の近道を詳細に紹介しているのが、こちらの記事です。ぜひご覧ください。


投資は自己責任|判断力を育てるための心構え
どれだけ情報を集めても、未来の相場は誰にも読めません。
だからこそ、最終的な判断は『自己責任』であるという意識が必要です。



暴落時のSNSで不安になっても、『自分の投資方針』を忘れたアカンで。
そのためには、日頃から『なぜこの投資を選んだのか』『何を信じて積み立てているのか』を言語化しておくと、ブレにくくなります。



心のスローガン『暴落時こそ、淡々と~!』でヨロシク。
本日も、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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