よっぽどの人でない限り、将来が不安ですよね?
将来の漠然とした不安、その多くは経済面ですよね?
不安なのは分からないからです
では、なぜ不安なのか。それは分からないからです。

…そうやねん



わかってたん?!
つまり分かれば不安は減っていくんです。
8歩目では年間の収入と支出を入力すれば現状での黒字または赤字、および概算予算が自動で計算されるエクセルをダウンロードできるようにする予定です。



エクセルはあくまで目安やから万能ちゃうで



自分に合う項目に修正してええように使ってな
しっかりと7歩目でご自身の支出を洗い出せるように準備をお願いいたします。
お金の踏ん張りどころはここです
自分が何にいくらお金を使っているのか、これは絶対に把握しなければなりません。
何をするにも、それが分からないと予測がつかないからです。
たとえば生活防衛資金なら半年から2年分貯めることを推奨されています。
月いくらで生活できるのかを分からないと計算できないですよね?



確かに
2019年に金融庁が発表した報告書で「老後2,000万円問題」が話題になりました。
この問題は、老後30年間で約2,000万円足らなくなるというものでした。



夫65歳、妻60歳の年金生活では毎月5万足らんから5万×12カ月×30年=1,800万≒2,000万みたいな感じやったっけ?
試算条件があまりにも大雑把すぎて、参考にならないのに世間の動揺は大きいものでした。
例えば、一人暮らしで貯金1,000万を持っている65歳のAさんとBさんがいたとします。
二人とも年金ぐらしを始め、年金額は毎月手取りで15万円でした。



分かりやすさ優先な。家の修繕やら介護やら大きい出費は無しでいくで。



状況で必要額は変わるから各自でちゃんと計算せなあかんって話をされるんやなと思って読んでいってよ。
Aさんは持ち家があり毎月14万円で暮らせています。
Bさんは賃貸のため毎月20万円かかります。
Aさんの30年後は毎月1万円の余剰金があるため、1万×12カ月×30年=360万円となり、元からある1,000万円と合わせて1,360万円のお金を持っていると予測できます。
Bさんは毎月5万円の不足となるため5万×12カ月×30年=1,800万円不足します。
元からある1,000万円を使っても800万円たりません。16年目の途中で貯金が尽きるこが予測できます。
同じ一人暮らしで同じ年金額をもらっていても支出額が違うため、一方は余裕のある暮らし、もう一方は危機感しかない暮らしが予測されます。
人によって将来必要となる金額は違います。
安心するために自分の支出額を把握することは絶対に必要なステップです。
ガンバりましょう。



支出の把握が、いちばん面倒くさいねん



でも、いちばん重要やねん
どんな支出があるのか一般的なモノをあげていきます。
ご自身が支払っているモノを思い出すための参考としてください。
また、支出を抑えることができないかも併せて考えてみてください。
毎月の固定費
住宅
- 家賃
- 共益費
- 住宅ローン
- 管理費
- 修繕積立金
- 駐車場代
家賃の費用対効果はありますか?
整理収納でモノがなくなったのなら、もっと小さな家でも暮らせるのではないですか?



整理収納ができてないときは一歩目から読むとええで


運動不足なら今より少し駅から離れた場所にして、強制的に歩く状況を作るのはどうですか?
健康にも近づけ、支出も抑えられて一石二鳥です。



大きすぎる家は手間暇かかって大変や



使ってないところは無い!といえる広さで十分
無関心のマンション管理組合は管理会社からカモと思われ、管理費や修繕積立金がどんどんあがる傾向にあります。
住民がマンション管理に関心をもつことで管理費や修繕積立金を適正に保つことが大切です。



大規模修繕でお金たりへん!ってなって慌てるマンションは多いねんて



管理会社は、値上げする?一時金集める?お金借りる?どうする?って言うだけやで
車が必要な土地柄ですか?
公共交通機関が整っていて、自家用車には月2~3回しか乗らないようならカーシェアやレンタカー、タクシーの利用へ切り替えた方が経済的かもしれません。



都会暮らしであったら便利やから程度の車は、ほんま贅沢
通信費
- NHK受信料
- 固定電話
- スマホ
- インターネット回線
NHK受信料は月払いよりも年払いの方が安くなります。
年払いにできるなら年払いへ変更しましょう。
固定電話は必要ですか?



むかしは暗記してた電話番号って何件かあったな。いまは自分の番号しかわからん。



スマホ落としたら終わりよ。助け呼ぶにも何にもわからへん。
スマホは大手キャリアですか?
格安スマホへの変更は普段の暮らしに影響がなく費用対効果が高いと有名ですから検討してみましょう。
面倒なのは最初の変更だけです。それを乗り越えれば我慢しらずの節約となります。
wifi環境は必須ですか?ahamoなら月30ギガあります。(2025年4月現在)
YouTube、ネットショッピング、ネット検索程度ならwifi環境がなくても、ahamoをアクセスポイントとしてネットにつなぐことが出来るテザリングで事足りそうです。
ahamoの場合、30ギガを超えても通信速度が最大1Mbpsになるだけですので追加料金は不要でそのまま使えます。YouTubeは1Mbpsになっても普通に見ることができています。



ごましおはahamoで大満足してるんやて



外国で、そのまま使えるのもええらしいわ
保険料
給与から控除される社会保険(健康保険・介護保険・厚生年金保険・雇用保険)は除きます。
- 生命保険
- 医療保険
- 自動車保険
- 火災、地震保険
- ペット保険料
- 個人賠償責任保険
生命保険や医療保険は過剰にかけてませんか?
保険を適正に見直し、浮いたお金で生活防衛資金を貯め、それが貯まったら投資へと回すのがおススメです。



自動車保険と火災保険は必要やと思うで
生命保険や医療保険などを毎月払いしている方は会社の給与から保険料の控除ができませんか?
給与から控除されると団体扱いとなり僅かですが保険料が安くなる可能性があります。
保険会社に団体扱いへの切り替えはできないのか相談してみましょう。
年払いが出来るのであれば年払いにするのが団体扱いよりも安くなるようです。
日本の健康保険制度は世界的に見ても非常に優れています。



いつまでもつんか分からんけどな
今は保険に入ってないけど加入を考えているという人は適正な補償になるよう注意してください。
過剰に保険をかけるのはもったいないです。
サブスクや会員
- ネットフリックス
- アマゾンプライム
- スポーツクラブ
- 英会話スクール
- 絵画教室
毎月の支払いはしてるけど利用していないなら解約しましょう。
ネットフリックスとアマゾンプライムと両方契約してる方は、本当に両方とも見てますか?
スポーツクラブを月に1~2回しか利用しないのであれば会員ではなく都度利用や自宅で筋トレ、外を走るなども検討しましょう。



ごましおは家で筋トレしてるで
新聞
電子版の検討をしましょう。
美容院
年会費の必要なクレジットカード
本当に必要ですか?



年1回つかったら無料ってやつ、あれイヤやわー。使ったか使ってないか覚えてないっちゅうねん。なめんなよ51の記憶力。「こないだなー」のこないだが8年前やないかって苦情でてんねん、こっちは。



開始日もわからんしな。いつから1年やねん!ってなんねん。
それに、こっちからすれば8年前はこないだで正解やねん!
毎月の変動費
水光熱費
電気とガスをまとめると安くなることが多いです。
検討してみましょう。



簡単やったで
食費
安いからと買っても腐らせてしまっては意味がありません。
冷蔵庫を整理して何が入っているかパッと見てわかるようにしましょう。
雑費
同じものが残っているのに無いと思って買ったりしてませんか?
モノを収納する位置を決めて、ムダに買わないようにしましょう。
病院
歯1本には100万円以上の価値があると言われています。
3カ月に1回、保険適用で歯科検診を受けていただくことをおすすめします。



最期まで自分の歯でごはん食べたい
こづかい
お家を片づければ居住性があがります。
ごましおは、整理収納のおかげで家で過ごす方が好きになりました。
大人になって友達と遊ぶといえば、相場は美味しいモノを食べながらのお喋りですよね?
そうなると外食になりますが、大きな声で盛り上がりすぎては周りの目が気になりますし、時間も気になります。
最近は、インフレで外食代が高いのなんのって話もあります。
それなら家に来てもらい、みんなで持ち寄ったモノを食べれば経済的ですし、周りの目も時間も気にする必要はありません。
是非、整理収納をガンバって家に友達を呼んで遊びましょう。



この遊び方にして、今月の小遣いあまってるやん!ってなって、なんでか、あまった分をペイペイにチャージして今月使った事にしてたな



自分に対するへそくりらしいで。翌月以降のピンチに使うんやて。なんやそれ。



ほっといてくれ
毎年、発生するもの
年間の支出額が把握できたら12で割って、毎月の給与で積み立てていくことをおすすめします。



ボーナスは簡単にカットされるから月給の範囲内で生活するのがベストやな
固定資産税
旅行
プレゼント
数年おきに発生するもの
月割り額を求めて毎月の給与で積み立てていくことをおすすめします。



ボーナスを生活の赤字補填として当てにしてると不況でカットされたとき困るで
賃貸物件の更新料
車検代
家電等買い替え
大型家電は約10年で買い替えと聞きます。
ひとり暮らしなら使用頻度も少ないので、それよりも長持ちになるとは思います。



ひとり暮らし始めて12年半やけど、買い替えたんはルンバだけやわ
積立金額は、それぞれのモノを買ったときに、おおよその使える期間で月割りした金額を求めて合計すれば出ます。
出ますけど、そんなこと出来る人ほとんどいないのではないでしょうか?
ごましおは実家から出るとき、すべて新しく買いましたが、新築マンションに最初からついていた給湯器、食洗機、ガスコンロなどの金額はわかりませんでした。
とりあえず10年で100万円を目標にしようと月8,000円ずつ積立を開始しました。
ちょっと積立金額が多いかなと思った時期もありますが、余裕があったため補助金がでるとなった内窓を躊躇せず購入できました。


また20年も経てばキッチン、トイレ、お風呂のリフォームも必要になりますから、そちらに充てようかと思います。



今はインフレ時代になってきたから、リフォームを20年先と考えるなら貯金よりも良質のインデックス投資にまわした方がええ気がする
最後に
いまある不安は杞憂に終わるものかもしれません。
まずは、自分のお金の使い道を把握しましょう。
それで将来の不安が減れば良いと思いませんか?
やばい!という状況なら今から対策して何とかしていけばいいだけですよね?
一度でもしっかりと支出を把握できれば、不思議と家計が引き締まります。



え?これに、こんな使ってんの?みたいな反省が自分の中であんねやろうな
支出の把握は最初に1回だけじゃなく、ずっとフワッと把握していきましょう。
インフレや年金の増減など状況は変わっていきます。
最初にした試算や対策だけでOKとはなりません。
将来設計は定期的に確認して微調整していくことが大切です。
ガンバっていきましょう!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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