株主優待投資の注意点|暴落時に耐える買い方と上場廃止リスクの実体験

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目次

株主優待の仕組みとは?企業が贈るモノとサービスの種類

株主優待とは、企業が長期ホルダーを増やそうと、株主へ贈っているモノやサービスです。

例えば、マクドナルドならバーガー・サイドメニュー・ドリンクへの引換券がもらえます。

セントラルスポーツなら、施設入館の無料券がもらえます。

他にも、カタログギフトやクオカードをくれる企業もあります。

優待制度の注意点とは?突然の廃止や変更を理解する

株主優待は任意の制度ですから、とつぜん廃止になったり、導入されたりします。

優待の内容も変わったりするから、『一生同じ』じゃないで。

暴落時に備える投資戦略とは?余剰資金と長期保有の重要性

個別株の購入は、特に慎重にしてください。

そして投資は、かならず余剰資金で行ってください。

株式には必ず暴落がきます。

それも突然な。

『株式の暴落』と『ご自身のピンチ』が重なることもありえます。

そんなとき、余剰資金で株式を購入していれば、まだ余裕があるため、冷静な判断ができます。

ジッと耐えることがベストな場合、ジッと耐えられるのです。

しかし、株式を売却するしか道がなければ、莫大な損失を抱えていても、売却せざるをえません。

余剰資金じゃないと、怖いで。

長期ホルダーの方が、運用成績ええってゆうしな。優良企業を長く持ちたいよな。

個別株投資のメリットとは?企業応援と高リターンの可能性

株主優待をもらえることもあります。

それが一番なん?

なくなるかも分からんし、『おまけ』くらいに、思ってた方がええんちゃう?

自分の好きな企業に直接、投資することで応援できます。

また、著しい成長をする企業を見つけられれば、高いリターンが期待できます。

さらに、リターンに関係なく、企業分析が必須になるため、経済やビジネスの勉強になります。

個別株投資のデメリットとは?値動きの大きさと倒産リスク

投資信託は色々と分散されているため、1つが下がっていても、他に上がっているものもあるため、値動きはマイルドになります。

それに比べて、個別株の値動きは、投資信託より大きいものが多いといえます。

最悪、倒産すると投資額はゼロになりますから、そのへんも覚悟しなければなりません。

「倒産せんかったらええ」って、最後は割り切って買ってるな。

また、投資信託と違って、購入する個別株の場合、企業分析は必須となります。

経済やビジネスの勉強になるため、メリットともいえますが、忙しい人にとって、企業分析のための時間を捻出することは難しいことです。

たのしい誘惑が多いのよ。勉強どころやないのよ。

個別株と投資信託の違いとは?分散投資と初心者向けの選び方

何より大変なのが、個別株での分散投資です。

個別株で買おうとすると、投資信託と違って、大きな金額が必要になることが多いです。

どれだけ分散させるかにもよりますが、『投資額はかなりのもの』になると思います。

買った会社が倒産したら、買った株もパーやもんな。リスク高いよな。

その点、投資信託は、最初から分散されているものを買えます。

多くのネット証券では、世界中に分散された株式を、100円から買うことができます。

いろんな会社に分散して投資してるから、1つが倒産したところで、他で利益あがってれば問題ないもんな。リスク低いよな。

初心者は、とにかく早く始めて『時間を味方』にするこっちゃな。あとは、『長期にわたって市場に居続ける』が大事やと思うわ。

内外トランスラインの株主優待とは?選べるギフトの魅力

コロナショックで買った実体験とは?暴落時の判断と資金の使い方

コロナショックのとき、日経平均の株価は2020年1月に24,000円台だったのが、2020年3月には16,000円台へと、約3割も下落しました。

当時、家具や家電のメンテナンス費用として、毎月積み立てていたお金が、思ったより買い替えがなく、上振れている状態でした。

このまま現金で置いておいてもいいのですが、「ここまで下がったのなら仕込み時ではないか」と考え、上振れている分を個別株の資金へと回しました。

『〇〇ショック』って付いたときは、仕込み時やと感じてまうわ。

そんな時もあったな。もうじき無職の今は、トランプ関税ショックに震えあがるだけよ。

そして、「株主優待が定期的に送られてきたら楽しいかな?」という思いで調べて買ったのが、内外トランスラインでした。

突然の上場廃止とは?TOBによる売却と優待終了の現実

コロナショックのときに買っただけあって、順調に緩やかな右肩上がりを続けてくれました。

なお、ショックのときに買えば、すべて上がるかといえば、そんなことはありません。

微動だにせん株もある。

そんな内外トランスラインの株主優待は、『選べるギフト』でした。

ひとり暮らしだと、日持ちするものが有難いですから、今年は『鎌田のだし醤油』を頂きました。

ドリンク・お菓子・カレー・ハンバーグ・麺類と、色々えらべて、何を頼もうかと毎年たのしみにしていました。

でも、それも今回が最後やってん。

長く持つ予定で買ったのに、投資会社によるTOBで上場廃止が決まり、泣く泣く売却したのでした。

株式投資は、思惑通りにはいきません。

上場廃止されたら、持ってても売れんようになるからな。

最後まで安心でき、売却益まで手にできたのは、余剰資金での購入が大きな理由だったと思います。

株式は、リスクをとっただけ、リターンがあるものです。

最後は自己責任やで。

投資信託はカタいけどつまらない。個別株は面白いけど心臓に悪い。

そんな風に感じます。

特に暴落時、淡々と積み立てるインデックス投資の強さを思い知らされます。

長期投資家が暴落時にどう動くか、こちらの記事でまとめています。

こちらをご覧いただくことで、狼狽売りで損失拡大を防いでください。

ごましおは、投資信託も個別株も楽しみたいです。

みなさんは、どうですか?

よかったら、優待エピソードとか、暴落時の体験をコメントで教えてな。

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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