災害時の水問題、飲料水だけじゃなくトイレの水も重要
阪神淡路大震災を経験した人から「とにかく水」と聞いたことがあります。
生きるための飲料水はもちろん必要ですが、トイレでも水は必要です。
停電時にバケツに水を汲んでトイレを流すとしたら、1回につき6~8リットルも必要だそうです。
飲料水は1日につき一人あたり3リットルが目安だというのに、トイレは1回につき倍以上も使うんです。

健康な人は1日に4~8回はトイレにいくんやて



8回行ったら1日に6リットル×8回=48リットル?そんな置き場所ないって!
備蓄が必要な日数
最低3日間の備蓄
災害発生時の最初の3日間、行政は救助・救命を最優先します。
助けがいらない人は救助・救命がスムーズに行えるように、その3日間について自力で乗り越えるための備蓄が推奨されています。



情けは人の為ならず



巡り巡って自分に返ってくるで
大型台風のような場合、お風呂に水をためて備えておくこともできます。
しかし、災害はいつ起こるかわかりません。
1日分でも置き場所に困るのに3日分も常に備蓄しておくのは難しいので、水の要らないトイレが適していると思います。



増圧ポンプを使って水を上層階へ届けてるマンションは、停電ってだけで増圧ポンプが動かんくなって断水するとも聞くよな
可能であれば1週間以上の備蓄
大規模災害時にはライフラインの復旧に1週間以上かかったり、行政の支援も遅れる可能性が高いため、できれば一週間以上の備蓄が望ましいとされています。



南海トラフ地震は今後30年以内に80%程度の確率でおきるっていうよな



怯えすぎてもアレやけど、無理のない範囲で備えていこな
トイレ用の水を常に備蓄しておくのは難しそうですから、凝固剤で固めて可燃ゴミで捨てられる防災用トイレを備えておくことをお勧めします。
水のいらない防災用トイレを準備しよう
ごましおは、凝固剤で固めて捨てる防災用トイレを備えています。


左側が組み立て便器で、右側が凝固剤セットです。
凝固剤セット


凝固剤セットの中にはビニール袋と凝固剤が40回分入っています。
特徴は次のとおりです。
- 約15年保存可能な抗菌性凝固剤と排便収納袋が40セット
- 可燃ごみで破棄OK(水がいらない)
- 素早く固めて臭いも閉じ込める
凝固剤の保存は約15年とあります。
ごましおの凝固剤の製造は2016年2月なため、2031年には新たな凝固剤を買う必要があります。



2031年に新しく凝固剤買っても、とりあえず古いのは捨てんとおいとこっと。そんで使ってアカンかったら、そんとき捨てよっと。





誰か食べたんやろうな。ひらがなで書いてるからターゲットは小1以下か?



ひらがな読まれへんくらい小っちゃい子の方が、何でも口に入れるけどな。手の届かんところに置くように大人が気をつけなあかんな。
有効期限を定期的に確認しよう
長期保存は便利ですが、買い替えを忘れてしまいそうですから、毎年9月1日の「防災の日」に防災グッズの期限切れや動作確認をするように決めてしまうと良さそうです。
防災の日なら報道も多く、忘れていても思い出せそうです。



「防災の日」は関東大震災を教訓に災害への備えを促す目的で出来たんやって。



いざという時に使われへんと困るからな。もう9月1日は防災グッズチェックの日って習慣づけよか。
組み立て便器


組み立て便器は、簡単に組み立てられました。
大きさは、右の500mlの水から想像してみてください。小さめです。
組み立てられたら付属のビニール袋をセットして、思う存分スッキリしてください。



このウサギの表情からすると、終わったあとやな



ひと仕事終えた!って声が聞こえてきそうやもんな
この防災グッズを使わないまま逝けるのが一番ですが備えておけば安心です。
みなさんも防災グッズの見直しを一緒に頑張りましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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