このブログでは、ハローワークの制度や失業保険の仕組みを実際の経験を交えて紹介します。
特に、ハローワークが再就職を急かしてくる背景を踏まえ、納得のいく仕事探しをするために考えたことをお伝えします。
失業保険をもらうため雇用保険説明会へ出席
失業保険は、大前提として在職中に雇用保険の加入が必須ですから、退職すれば誰でも貰えるというものではありません。

雇用保険として給与から控除されてたら加入してるで。直近の給与明細で加入の確認はできるけど、支給には加入期間も条件になるで。
どういった場合に失業保険がもらえるのか知りたい方は、こちらをご覧ください。他の社会保険についても網羅してるので知っていて損はありません。


退職した会社から離職票が届いたら、それを持ってハローワークへ行くと雇用保険説明会への出席を案内されます。



日時は指定されるわ。開始時間は書いてんねんけど終了時間が書いてないねん。毎回だいたいおんなじはずやのに、なんで書けへんねん。目安くらい書いとけよな。西宮市は所要2時間くらいやったけど、2時間以上かかることもあるんか?



離職票を持参したとき、書類に不備があった人は説明会のあと残されてたな。しかし2時間て。水筒持って行ってて良かったわ。
雇用保険受給資格者証がもらえる
雇用保険受給資格者証に記載されている情報
会場に着くと入口で色々な書類を渡されます。
その中にお楽しみの雇用保険受給資格者証があり、次のような情報が載っています。
- 氏名、性別、生年月日
- 失業保険の振込先
- 資格取得年月日
- 離職年月日、離職理由、離職時賃金日額
- 給付制限
- 求職申込年月日
- 基本手当日額他



離職時賃金日額は直近の半年間の金額の合計を180日で割った金額で、この金額を基に基本手当日額が求められるで



ごましおは依願退職やったけど、離職票と一緒に給付制限解除に係る証明書を提出してたから、給付制限の1カ月が無しになってたわ。大成功♪
もし給付制限の解除についてご存知ない方は後悔しないためにも、こちらの記事を是非ご覧ください。取り寄せた証明書の画像と、取り寄せ方も載せています。





給付制限期間がついていても、途中解除を狙うチャンスはあるかもよ
1か月分の失業保険の収入見込額を求める
一番知りたかった基本手当の日額が、ここで初めて分かります。
今後は失業保険による1カ月分の収入(基本手当の日額×30日)で生活することになります。



さあ、おいくら万円?
とりあえず失業保険による1カ月分の収入よりサラリーマン時代の1カ月分の生活費の方が少ないことが分かりました。



やったー!って喜ぶのはまだ早い!
サラリーマン時代の生活費に社会保険料や住民税を含めている人は少ないのではないでしょうか?
社会保険料と住民税も失業保険の収入から払うとなると大赤字です。



社保と住民税は給料天引やから忘れてまうよな。その分も失業保険から払ったら急に真っ赤っかよ。情熱の真っ赤な薔薇よりも赤いわ。赤すぎて、どうでもよくなってきたな。ブルーハーツ聴こかな。終わらない歌、歌おかな。



歌ってもええけど何も変わらんで?退職を考えてる人は社会保険料と住民税の負担も忘れず考えてな。ごましおは悲しいけど”クソッタレの世界のため”退職金から払うわ。ちょっとブルーハーツに引っ張られてもたな。
求職活動実績が必要になる
雇用保険説明会に参加するだけで失業保険が出るわけではありません。
失業保険は原則として4週間に1回の指定日にハローワークへ行き、失業の状態であった(ある)ことを「失業認定申告書」で申告する必要があります。
この失業の状態の認定には一定範囲の求職活動実績による基準があります。



認定日から次の認定日の前日までに2回の求職活動がいるんやて。



昔はハローワークの端末でポチポチ求人検索したらOKやったらしいけど、今はあかんねんて。不正受給防止とか就職の意思の確認のためとか言われてるな。
求職活動実績の具体例は、離職票を提出した日にもらえる「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」に書かれています。



そのしおりのフッターに「兵庫03」って書いてるから都道府県によっては書いてないかもやわ
代表的なものを記載しておきます。
- ハローワーク等、船員雇用促進センターが行う職業相談、職業紹介等
- ハローワーク等、船員雇用促進センターが行う各種講習、セミナーの受講
- 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
- 履歴書送付
- 面接



求職活動実績にあたるかどうか不明やったらハローワークに問い合わせよな



事実と異なる不正申告は不正受給になって、悪質やったら詐欺罪等で処罰されるんやて。そんなんする人おるんやな。残念な世の中やで。
不正受給すると、不正受給した日の翌日から延滞金が課せられます。
返還する額は、不正な行為により受給した額の3倍+延滞金とのことです。
ルールを守って正しく受給しましょう。



ほとんどの人はルール守ってんのに。一部のルール違反者のせいでルールが厳しくなっていって、真面目にしてる方がどんどん窮屈になってるよな。迷惑な話やで。
ハローワークの急かしに負けない!50代は私生活を大切にしたい!
ハローワークは1日も早く再就職させたい
まだ在職中に教育訓練について教えてもらおうとハローワークへ訪れたことがあります。
聞きたいのは教育訓練に関することなのに求人票をどっさりもらって帰る経験をしました。
詳しくはこちらをご覧ください。ハローワークは明らかに就職を急かしているのが分かります。


ハローワークが急かす理由は、雇用保険制度の大きな目的の1つに「生活の安定を図り、1日も早く再就職できるよう支援すること」があるからのようです。



ま、分かるんやけどさ。こっちは若くないねん。いろんな経験して人生を拡大していく局面じゃないのよ。少しずつ整理して無理なく長くつづくよう縮小していく局面なのよ。



1日でも早くなんて、そんな勢いで生きていける年代ちゃうねん。今でも年齢で門前払いを感じてるんやから、たった2~3年が命取りになんねん。2000年頃、ハイヒールモモコ姉さんが「今日が一番若い日」って言ってたけど、今それが身に染みてんねん。
急かされてした就職が失敗した時の責任はとってくれない
失業認定申告書には「今、公共職業安定所又は地方運輸局から自分に適した仕事が紹介されれば、すぐに応じられますか。」という設問があり、基本的に「応じられる」に〇をしないと失業保険は出ないようです。
どうもこれが気に入りません。



「自分に適した仕事」かどうかは失業者自身で決めていいんよな?決めていいとしても、何が適してるか分からんで悩んでんのに、どうやって決めろって言うねんなー。「出来る」と「適してる」は違うやん?



昨日今日あった公務員がそんな簡単に適した仕事を見つけてくるとも思われへん。今までのキャリアで出来る仕事を紹介してくるだけやろ?この設問って要るか?なんか「紹介されたら応じろよ」って急かされてるみたいで気に入らんわ。
急かされた紹介で再就職してもミスマッチで離職となったとき責任は取ってくれません。
ハローワークの急かしに負けず、自分が納得のいく仕事を探し、人に流されず決めたいと思います。



失敗しても決めたのは自分。人のせいにせんで済むし、自己責任がいちばん分かりやすいと思わへん?



初めての再就職活動、どうしてこかな?フルタイムは卒業したいな。出来ることと、やってみたいこと、どっちを優先させるか。悩むわー。
仕事を決めたポイントがある人は、是非コメント欄で教えてください。参考にします!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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