2泊3日の旅、後半スタートです。
浅間山の麓にある「鬼押出し園」
つぎは溶岩の芸術が見られる「鬼押出し園」へ向かいます。

電柱も電線もなく、果てしなく続きそうな一本道、空ってこんなに大きいのかと思います。

浅間山と溶岩。確かに芸術的な雰囲気があります。

この建物では食事ができます。昭和をこよなく愛する人には良いかもしれません。
くれぐれもレストランだと思って行ってはいけません。食堂だと思ってください。

チャーシューカレーライス食べちゃった!


パンフレットには「浅間山の麓に広がる、溶岩の芸術」とあります。
芸術をうたっているのに「おもしろ岩探し!」は、いただけません。



めっ!



芸術をうたってなくても「おもしろ」なんてハードルのあげ方は、めっ!


確かに芸術です。


アレに見えるは、昭和食堂です。



勝手に店名決めたらアカン


あんなに叱り飛ばしておきながら、おもしろ岩探しは、やってしまいました。
ほとんどが「うーん、そうなんか?よう分からん」でしたがゴリラ岩だけは認めたいと思います。



やってまうよな?
お宿「ラビスタ草津ヒルズ」


2泊目は69部屋あるラビスタ草津ヒルズです。


七夕間近のロビーには、宿泊客が願いを込めた短冊を飾っていました。
チェックイン時間の少し前に到着しましたが、部屋の準備ができていたようで通してもらえました。



ありがとう!ちょっとでも早くチェックインできたら助かるわ。



陽もまだ高いし、草津温泉の湯畑まで繰り出そか!
草津温泉 「湯畑」
プラプラと歩いて湯畑へ向かいます。


避暑地なだけあってアジサイが全盛期で綺麗です。



この旅行では白の紫陽花しか見んかったな。ピンクとか紫はないねん。たまたま?
カッコウが鳴いていて、探しますが見つかりません。



近くにおるはずやねんけどなー。見たかったなー。


こちらが湯畑。これぞ温泉って感じで雰囲気があります。
ここまで来たら「本家ちちや」で、温泉まんじゅうを買わずにはいられません。



温泉まんじゅうは、もうすぐ夕食でも食べてまう。



しもた。ここでしか買われへん白い皮のまんじゅうに興奮して写真撮り忘れた。





綺麗なエメラルドグリーン
流れ落ちている温泉は透明なのに、流れ落ちるとエメラルドグリーンに見えるのは高温で育つ藻類の仲間「いでゆこごめ」の色だそうです。



草津温泉の源泉って50度近くあるのがほとんどで、めっちゃ熱いのに育つんやて。根性やな。



水で薄めたら温泉の効能も薄れるからって180cmの板をバタバタと左右にひっくり返す「湯もみ」で温度さげなあかんくらい熱いのにな。


ご当地マンホールも湯もみしていてカラフルで可愛いです。



ほな、この旅の目玉「湯もみショー」へ行こか!



草津よいとーこー、一度はおいで♪チョイナ、チョイナ♪





なにっ?この旅の目玉が休演?!



チョイナ、チョイナ♪で参加する気マンマンやったのに?
何度も言いますが、この旅の目玉でございました。ちきちょー!
ガックリと肩を落としながらホテルへ戻ります。
温泉に浸かって、リフレッシュしてから夕食へ向かいたいと思います。



あ、温泉付きの部屋に泊まったのに写真とんの忘れてた。



熱すぎて、写真どころじゃなかったわ。
ハプニングによる動揺は、お宿で立て直す


休演のことを忘れるには食べるが一番です。





おお素敵!チョイナ事件、もう忘れそう!


エビの頭は飾りだから食べられないと告げられたため、アユは食べられるのかと質問すると頭から尻尾まで食べられますとのことでした。



いや、食べられるんかもしれんけど、こんな骨だらけの無理や。



無防備にバクっと行かんように気をつけてな。骨刺さったら大変やから。


アスパラが美味しいです。





ピンぼけしてんなー。老眼でピントあってんのかどうか分からんのよ。


食後のドリンクの選択肢に、ウインナーコーヒーがあったので珍しさだけで選んでます。



季節限定とかにも弱い
温泉まんじゅうもなんのその、アユの頭と骨以外は残さず頂きました。ご馳走さまでした。
腹ごなしに夜の湯畑へ繰り出します。


夜はライトアップされて、また違った良さがあります。


まだまだ肌寒い夜、野良猫ちゃんが湯畑のそばで暖をとっています。
では帰って、もう一度、温泉を堪能しましょう。



もちろん温泉の写真は撮り忘れてるで。とにかく熱いんやから。
明日はもう帰らなければいけません。
最後の朝食はバイキング
気がつけば寝ていて、あっという間に朝です。



取りに行くん面倒やから、バイキングよりセットで出してくれる方が好きやわ。





面倒やと言う割には取りまくってないか?





デザートに至っては飲み物も各種取り揃えて、楽しんでみえるけどな?
さすがに、もう食べられません。



ほんまにバイキング、面倒やと思ってる?
しかし、バーでリンゴジュースの飲み比べが企画されているのに、それをこなさずホテルを後にするわけにはいきません。





もう食べられませんって言ってなかった?



食べてない、飲んでんねや、と言ってます
お腹いっぱいでも、どちらも美味しく頂けました。
最後は、チラッと軽井沢へ寄って帰りましょう。
軽井沢「熊野皇大神社」


ここにもご当地マンホール発見。



下関で見た「ふく」のマンホールが可愛くて、それからご当地マンホールが気になる


熊野皇大神社は、お社の中央で長野県と群馬県に分かれている珍しい神社で、鳥居の手前には県境を示す標識があります。
一つの神社でありながら二つの宗教法人が顕在し、熊野皇大神社(長野県)と熊野神社(群馬県)に分かれているとのこと。


御朱印も珍しく、型抜きになっています。右側からくり抜いたのが左側の八咫烏(ヤタガラス)。
他には、ゲーム感覚で運試しや厄落としができたり、ところどろこにハートが隠れていて楽しめる神社でした。



「型を抜くことで『厄を抜く』という意味がございます」って案内に書いてたな。ほんまかいな。



飛び出す絵本みたいな、飛び出す御朱印も売ってたで?もう何でもありやな。あれには、どんな意味があんのか案内あったんかな?
ここまで来ると関西ナンバーの車は、とても少ないですから関西人特有の距離感に注意して過ごしてきました。
しかし、どうしても、どうしても我慢できずに話しかけてしまいました。



ミーアキャットですか?!可愛いですね!
リードをつけたミーアキャットを抱いてる人が参拝してたんですから、これは許してほしいところです。



飼い主の人、割と普通に「ありがとうございます」って言ってくれたわ。さすがの関東人も話しかけてもうてんのかな?



西宮では「これは梅ですか?」と信号待ちで尋ねられたりする。「これはペンですか?」レベルで変わった質問やなと思いながらも「梅だと思います」と答えた。なんで自信ないねんってのは、そっとしといて。


そろそろ帰路につかなければなりませんが、お土産を買っていませんでした。
カタチが残るお土産は家を雑多にするため、よっぽど気に入らない限り買いません。
そんなとき、はちみつ専門店が目にとまりました。



はちみつは毎日食べるし、コレにしよっかな♪
店内にお客は一人もおらず、人生の先輩にあたる一人の女性店員がドーンと待ち構えているのが見えます。
こういう専門店には足を踏み入れないタイプですが、今回は買うつもりですから勇気を出します。



なかなかの貫禄。虎視眈々感が漏れてもうてるやん。
一歩店内に足を踏み入れた瞬間、先輩は一緒に旅行してたかな?ぐらいの距離に自然と陣取っています。



この手腕、翻弄されることが本望に思えてきた。
気がつけば、なめらかな営業トークと共に、栗、アカシア、百科蜜、と3種類の味見を完了させられていました。
「ありがとう存じまーす♪」



さすが先輩。「存じます」を使いこなしていらっしゃる。



なんか分からんけど、栗のハチミツは初めてやし、これで良かったんや。
上げ膳据え膳の2泊3日旅は、これにて終了です。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。



翻弄される。それもまた人生。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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