マンション管理会社の高額提案を回避!防犯カメラのリース契約を見直す理事会の戦略

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管理会社よりも先に提案してやろう

一生懸命マンション管理をしなければ、簡単に赤字会計になる、超小規模マンションに住んでいます。

管理会社や理事会についてご存知ない方は、こちらの記事をご覧いただけば、管理会社と理事会の関係がスッと理解しやすくなります。ぜひ、クリックしてご覧ください。

管理会社の提案はロクなことがありませんから、先手を打って、先に提案してみようと考えました。

別件で過去の議事録を調べてたら、たまたま、防犯カメラのリース切れが翌年やと気づいた

このまま放っておくと、管理会社から、べらぼうに高い見積もりの提案が来るでしょう。

その提案を受ける前に、理事会で意向をまとめて進めてしまうのが、精神衛生上も良いだろうという判断です。

防犯カメラの現状を確認する

現在使用している防犯カメラは、管理会社から提案されたもので、何の精査もせず、言われるがまま採用したものです。

今では、考えられへんほどの『丸投げ』ぶり

提案は、リースか一括購入の2択でしたが、管理会社の巧みな誘導で、リースになっています。

  • 6年契約のリース
  • フルメンテナンス付
  • リース満了後は、無償譲渡

リース開始から、一度の不具合もなく、現在に至っています。

6年分のリース代と一括購入代の見積もりを比較すると、リース100、一括購入82でした。

これは、1~2回修理したとしても、一括購入の方が安かったんちゃうん?

去年、必要にかられて映像確認したとき、めちゃくちゃキレイに映ってたし、まだまだ使える気すんなー。

リースが切れても無償譲渡ですから、不具合の兆候がでるまでは、今の防犯カメラを使うのが良さそうです。

理事会で先手を打つ

「来年、防犯カメラの6年リース契約が満了になり、リース満了後は無償譲渡されます。今まで一度もトラブルを起こしたことなく、現段階でもキレイに映ってますから、不具合の兆候が出るまでは使い続けてはどうでしょうか?」

突然の提案に、慌てまくってる管理会社が口を挟んできます。

「いや、そんな。リース切れて、次の購入やリース契約を結ばないなんて、普通はないです。」

なんやそれ。誰にとっての普通やねん。よそはよそ、うちはうち。

この厚かましさに、辟易しながら返します。

「〇〇年〇〇月の総会資料と議事録を確認してください。管理会社提案のリース契約で、リース期間満了後は無償譲渡とあります。そちらが提案していて、普通はないなんて、無いでしょ。」

「とにかく、次の理事会では、防犯カメラの提案についてお持ちします。」

粘るなー。リース再契約で予算組んでんねやろうなー。成績にも響くんかなー。そんなもん知らんがな。

管理会社に有益な提案はキッチリ出してくる

管理会社は張り切って、6年契約のリース・一括購入・現行カメラの保守点検のみ継続して契約の3つを提案してきましたが、話になりません。

それならば、と出してきた奥の手が、現行の防犯カメラが正常に動いているか分かる装置を、別途つけるというものでした。

その装置のどっかがピカッと光ったらやったかな?光ってなかったらやったかな?とりあえず、誰かが目視して気づく必要のある装置。その装置、管理人室に入らな見えへんし、管理人室の鍵は理事長しか持ってないし、管理人は出勤せーへん日の方が多いのに、誰が気づくねん?

そのうえ、防犯カメラのモニターの近くに設置するっていうし。それやったら、直接、防犯カメラの映像見たえーやん。意味ないよな。そういえば、管理会社に丸投げしてた頃は、管理人室の鍵を管理会社しか持ってなくて、「それは問題じゃない?」ってなって、理事会で話し合った結果、理事長が持つことになったわ。みんなのマンションは、どうしてる?いざという時、管理人室に入られへんと困るかもしれんから、確認しといた方が良いかもね。

結果、新たに出費することはせず、現行の防犯カメラに不具合の兆候がでるまでは使用することにし、1~2カ月に1回開催する理事会で、防犯カメラが正常に動いているか、全員で確認することにしました。

ただし、いつ壊れても対応できるよう、予算だけは確保することにしました。

一括購入するときは修繕積立金会計から払って、リースするときは管理費会計から払うから、両方の会計から予算取りしたで。

予算取ってなくて、予備費も無いとなると、臨時総会を開いて、「お金使っていい?」って聞かなアカンからな。臨時総会って、手間も時間もかかるから、事前準備で対応できるなら対応してた方がいいやん?

今は、リース契約のため管理費会計から出費していますが、おそらく次は一括購入になるでしょう。

その場合、修繕積立金会計から出費するため、長期修繕計画にも反映しなければなりません。

また、現段階では長期修繕計画に防犯カメラは入っていませんから、リースが切れた後の浮いたリース代は黒字のまま確保し、修繕積立金会計へ振り替える必要があるでしょう。

リース代、払わんことになって発生する管理費会計の黒字は、防犯カメラの一括購入代として置いとくんやけど、管理会社が、「うわ♪めっちゃ黒字やん!このマンションの管理委託費、値上げしてもらわな!」って、狙ってくるやろうな。

そんで、修繕積立金の積立額が適正かを確認するための、長期修繕計画への反映は気づかんと、せーへんねやろうな。あー、もー。やることやらんと、値上げしてくればっかり。ええ加減にせーよ、ほんま。

マンションに関心を持てば、防犯カメラ以外にも無駄な運用が見つかると思います。

そういうことで、皆さん、お気をつけあそばせ!

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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