大阪万博2025の再訪レポート|混雑状況と初回との違いを比較
初めて大阪万博へ行ったのは、2025年7月でした。
適度な混み具合で、パビリオンも並べば入れそうなところが多かったと思います。
今思えば快適だった万博ライフをご存知ない方で、興味のある方は、こちらをご覧ください。

夢洲駅の混雑と撮影スポット|階段アートは待ち合わせで楽しむ
あれから2カ月。
今では、『お土産屋さんに入るだけでも並ぶ』という噂を聞きます。
そんな中、9月に2回リピートしてきました。

今回は、夢洲駅で待ち合わせのため、少し早めに来て写真を撮ることにしたのですが、なかなか人がはけません。

昼やのに混んでんな。前回とは大違いや。大変な予感しかせーへん。





この階段を撮りたくて早く来た!万博ムードがええやろ?向井理さんも男前に映ってるわ。
ミャクミャクさんのゲート演出|東西ポーズの違いと撮影難易度
東ゲートの正座ミャクミャク|撮影難易度と混雑状況の実態





これは7月に撮影したミャクミャクさん。7月は、前から撮れるくらい空いてたな。9月は無理よ。大混雑。
西ゲートの立ちミャクミャク|後ろ姿でも可愛く撮れる





前からは、ミャクミャクさんと同じポーズで撮ろうする人で大混雑で無理やった。後ろ姿でも可愛いからOKとしよう。
大阪万博のマンホールデザイン|ミャクミャク柄の発見と感想


「マンホール可愛い!」っと友達が指さした先には、ミャクミャクの可愛いマンホールが!



マンホール好きやのに、先越された!
大屋根リングの絶景体験|何度訪れても感動する眺めの魅力


大屋根リングからの景色は、やっぱり素晴らしいです。



湾曲してんのがええよな。
石黒浩氏のパビリオン『いのちの未来』|アンドロイドと記憶の哲学的演出


『自分が逝く時、自分の記憶データをアンドロイドに引き継ぐことを望みますか?』という、選択肢のある未来が演出されていました。



もう、なんや分からん。そんな哲学的なこと迫らんといて。



自分の記憶を持ってるアンドロイドは、残された家族と過ごせて、思い出話もできる。でも、それって自分なんか?家族は、それで満足するんか?途中でむなしくなれへんか?え?アンドロイドになってからの経験は、どうなんの?え?残された家族が逝ってまうときに、アンドロイドとして存在してる自分は、一緒に連れて逝ってくれんの?忘れられたらどうなんの?え?え?え?もー、わからーん!
ロボットと人間の境界を考えさせられるパビリオンでした。
そういえば、マツコ・デラックスさんのアンドロイド『マツコロイド』がありました。



10年位前に『かりそめ天国』ってテレビ番組で見たよな?あんときのマツコロイドより進化してんの?それにしてもマツコロイド、デカいな。
クウェート館の名物スイーツ|バクラヴァの味と価格をレビュー


バクラヴァは、薄いパイのような生地を重ねピスタチオやナッツを挟んで焼き、シロップをかけて仕上げている甘い焼き菓子で、トルコ・中近東・中央アジアなどで有名です。
「アニメで見たお菓子『バクラヴァ』が大阪万博で食べられる」と、友達が熱弁しています。



なんせアニメやらか、想像がつかんねんて。でも、めちゃくちゃ美味しそうに食べてたんやて。
そして買ったのが、上の画像のピスタチオのバクラヴァ。
アイスクリームを食べるときに使うプラスチックのスプーンから大きさを想像してください。
小さいでしょ?一口で、いけるでしょ?これで750円です。



出たー!万博価格!たっかー!



でも、クウェートに行くこと考えたら安い!思い出になるし、食べる!
親近感のある味で美味しいですが、750円出してまで買うことは…ないでしょうね。
ガスパビリオンのXR体験|オバケ演出とプレゼントの選び方


ガスパビリオンは、未来のエネルギーと環境技術を楽しく学べる体験型パビリオンです。
一人ひとりの『意識』と『行動』を変える(化ける=バケル≒オバケ)ことが、世界を希望に満ちた未来へと変える大きな力になるというメッセージが込められているそうです。



「『オバケ』経由で行動変えんの?」ってなんねんけどな。ま、楽しいから。
XRゴーグルをかけて、XRゴーグルをかけている人を見ると『オバケ』に見えます。



XRって、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)といった、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称やねんて。





XRゴーグルかけたら、全員が、左下の白い眼鏡の子に似たオバケになる。手も振れるし、目があるから、どこ見てんのかもわかる。
そして、XRゴーグルをかけた人間じゃない見知らぬオバケが「ここは欲しいものが何だって手に入る世界さ!」と、理由もなく、多くのプレゼントをくれようとします。



いや。タダより高い物はないから。それに、要らんもんは処分に困るから。
もう51歳です。
後先考えず行動できる若さではありませんから、吟味に吟味を重ねて選びます。



車は維持費かかるからパス。お菓子は、いま無職で太りやすいからパス…。
そうこうしていると、プレゼントタイムは終わりました。
今まで見知らぬオバケに気を取られていましたが、一緒に入場したXRゴーグルをつけた人間オバケに視線が移ります。



あれ?みんなの周りに、見知らぬオバケが持ってたプレゼントが、山ほどグルグル回ってんな。え。あれって取ったプレゼントの数だけ回ってんのかな?自分の周りは1つもないな。これって、自分の分は、技術的に見えへんってことかな?
友達の方を見てみると、他の人と同じように多くのプレゼントがグルグルと回っています。
ちょっと不安になってきました。



取った個数とかアイテムとかは無関係で、グルグル回ってるプレゼントはデフォルトで表示される仕様になってますように!
その後、悪者が出来てきました。
「手の平を悪者に向けるとビームが発射されるから、力を合わせて悪者を倒してほしい」と要請もきます。
人間オバケは協力して、手の平から放たれるビームをあてて倒すのみならず、善人へと変えることに成功しました。



正直、自分の周りに何個のプレゼントが回ってたか気になって、あんまり覚えてない。
パビリオンを出て、早速、友達に確認します。
「プレゼントさー、グルグル回ってたやん?私の周りも回ってた?」
「あー。回ってたで。2個。コインと何やったかなー?」



2個?コイン?!吟味しすぎ!恥ずかしい恥ずかしい!!
吟味した話を友達にすると、「さすが」とお褒めの言葉を頂きました。
取ったアイテムと個数を正確に反映させているであろうことに感心していると、友達から質問がきました。
「ビームってさー。出たー?」
「あー。あれなー。片っぽしか出ーへんみたいやな。」
「え?片っぽ?」
おかしなことを言うなと、友達を見ると『ゲッツ』 のポーズをしていました。
「ちゃうちゃう。手の平を向けんとあかんのよ。指先からは出んのよ。」



万博は楽しいなー。
シンガポール館の夢体験|ドリーム・スフィアで未来技術を演出


「ドリーム・スフィア(夢の球体)」と呼ばれるシンガポールのパビリオンは、夢を現実に変える過程を体現しているそうです。
バビリオン内では、タブレットに夢を書いて、その夢を両手ですくうと、夢は手の上で光となります。
その光を、空へ向かって放り投げるとフワフワと上昇し、とても幻想的です。



2005年の愛・地球博のとき、大きなタブレットに本が映し出されてて、「ページをめくって下さい」って書かれてるねんけど、説明者もおらんし、誰もめくられへんかったな。あれって『スワイプ(指を画面上で滑らせるように動かす操作)でページめくれ』って事やったんかな?当時はスマホが無かったからな。この『すくう』って動きも、近い将来、頻繁に使うことになる技術なんかな?



誰か『ページめくって下さい』の件、覚えてない?検索しても出てけーへんねんな。記憶違いかなー?
階段を上っていくと、プラネタリウムのような天井にアニメーションで街の成長が映し出されています。
その映像の中に、下の階で書いた夢が、ポッポッと映し出されます。
『笑顔』『健康』『社長になりたい』



『社長になりたい』ときたか。まさか晒されるとは、思ってなかったんやろな。個人的には好きやけどな。応援してるで!誰か知らんけど!
夜のショー観覧ガイド|花火・噴水・ドローンの場所取りを攻略
場所取りのおすすめ|階段・ベンチ・大屋根リングの使い分け


大混雑ですから、早めに噴水ショーの場所取りをして、待つことにしました。
上の画像のところで、噴水ショー『アオと夜の虹のパレード』があります。
大屋根リングからも見えますが、何を言ってるのか、どんな映像が流れているのか、まったく分かりません。
無料の階段に座って見るのが、一番良いと思います。



一部予約席らしいわ。ごましおが行ったときは、階段部分は埋まってて、その奥にあるベンチに座れた。



パビリオンに並ぶのも疲れたというなら、階段に座れるくらい早くから待つんが良い気がする。花火・噴水ショー・ドローンショーと長くゆっくり楽しめるから。
花火ショーの観覧|昔ながらの演出とベンチ観覧の快適さ





昔ながらの花火は風情があっていいね。
ベンチに座りながら、ゆったり見れて良かったです。
噴水ショー『アオと夜の虹のパレード』|キャラクター演出の謎と見え方
ショーが始まる直前に、警備員が声をはりあげます。
「階段にいる方、座らないでくださーい!立ってくださーい!」



なんでやねん!今まで座ってて、何の問題もなかったやろ!そこで立たれる方が、階段より後ろで待ってる観客が見辛くなるだけやろ!
結局、座るデメリットが何なのか分からないままショーはスタートし、案の定、立たれたせいで、まったく見えなくなりました。


左の少年が『アオ』、右上の赤い鳥が『ドードー』。
気になるのがアオは標準語なのに、ドードーはきつめの大阪弁。



設定場所はどこやねん?大阪万博やから大阪か?ほな、少年の親は、どこで何してんねん。未成年が夜にウロウロしてたら危ないやろ!


水面近くの映像は全く見えませんでしたが、上の方に映し出される映像は見えました。
音声は聞こえたので楽しめましたが、もう少し早くから階段で場所取りすれば良かったと思います。



霧とか水を利用したプロジェクションマッピングやで。
ドローンショーの魅力|時間変更と安定した美しさに感動
初めてのドローンショーです。
スタート時間が以前よりも前倒しになり、帰宅時の心配が減ったので安心して見ることができました。








一部抜粋で紹介しています。
花火と違って、安定した美しさがあります。



もう見られただけで満足。
押すぞスタンプ体験|パスポート持参と混雑回避の楽しみ方


今回は、期限切れのパスポートを持参し、『押すぞスタンプ』にも参加してきました。
パビリオンの待ち時間が長すぎますから、押すぞスタンプ・花火・噴水ショー・ドローンショーに絞って、楽しむのも良いかもしれません。
なんだかんだと3回も行けて楽しかったです。



みんなも、楽しかった?
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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